2021年09月03日

LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021 -CROSS THE UNIVERSE-:20210901~02 宇都宮市文化会館

2021年9月1日~9月2日に開催された
LUNA SEAの宇都宮公演に参戦してきました。

LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021 -CROSS THE UNIVERSE-
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CROSS(通常盤)

CROSS(通常盤)

  • アーティスト: LUNA SEA
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: CD
以前の記事にも書いたとおり、
本来は去年の2月末に開催される予定の公演でした。
しかしコロナ禍の影響により2回も延期された後、
今回ようやく観られることになりました。
残念ながら厳しい状況は今も続いており、
チケットを持っていても行けなかったり、
敢えて行かない選択をしたりした方も多くいたようで、
2日間とも空席がぽつぽつとありました。
私は、地元の栃木県民ということで、
会場に行っても県を跨ぐ移動とならないことと、
コロナウィルスのワクチン接種の2回目を既に終え、
その日から2週間が経過したのを受けて、
思い切って参戦してきました。



久し振りのライブ!ということで、
会場に向かう電車の中でSLAVEらしき人を見た時から、
ちょっと興奮していました。
ツアーTシャツを始めとするグッズもですが、
LUNA SEAファンは黒を基調とする服を着る印象が強いので、
それっぽい服装の人を見かけると
嬉しくてそわそわしてしまいます。

今回の私の服はこちら。
02skr.jpg
昔のライブTシャツを引っ張り出してきました。
向かって左が横浜スタジアムでの「真夏の野外」。
向かって右が初東京ドームの「LUNATIC TOKYO」です。
どちらも終幕前の公演グッズなので、
20年以上前に買ったものです。
スカートは、metamorphose temps de filleの
ギンガムチェリー柄の色違いにしました。
でも両日とも、雨天に加え、
まるで秋が来たような涼しさで、上着必須でした。



私はFCをとっくに抜けてしまっているので、
チケットは今回も友人に取ってもらいました。
私の地元・栃木での公演、
しかも2000人規模のホール!ということで、
行けるだけでも嬉しいことなのに、
今回は二日間とも良席で(しかも9/2は最高でした)
友達には感謝しかありません。



前置きが長くなりました。
今回はLUNA SEAの結成30周年の記念ライブ
(実際にはもう32歳になったそうですが)というだけでなく、
アルバム「CROSS」を引っ提げてのツアーということで、
前半の第1部が「CROSS」からの曲、
後半の第2部が定番の曲、
そしておまけのアンコールという構成でした。
コロナウィルスの感染予防対策として、
第1部と第2部の間には約20分間の休憩が設けられており、
その休憩を含んで約2時間半という長さでした。
北関東という場所柄、終電の時間が早い上に、
今回は感染対策の一つとして規制退場を行なう旨が
事前に告知されていたので、
本編終了後、アンコールが始まる前に早々と抜ける人や、
最後の曲が終わった直後に通路をダッシュする人も多く、
2日目にはRYUICHIが
「気を付けて帰ってね」「転ばないでね」
「横転しないでね」と声をかけていました
2日目はまだ余裕がありましたが、
1日目は終わったのがかなりギリギリで、
私も最寄り駅に向かって夜道を走る羽目になったので、
無事に帰れて本当に良かったです。
(ちなみに、JR宇都宮駅経由であればもう少し余裕があります)



さて、そのライブですが……
実は私、まだ「CROSS」を購入しておらず、
曲を全く知らない状態で挑んでしまったのですが、
それでもとっても楽しかったです!
途中でJがピアノを弾き始めた時はびっくりしました。
まずJに対して「鍵盤、弾けるんだ?」と驚いて、
次に客席の皆が全く驚いていない様子に驚きました。

第2部はもうド定番だったので、
暫く曲を聴いていなくても体が勝手に反応していました。
日替わりの曲はこちら。
Dejavu→JESUS
TRUE BLUE→DESIRE
STORM→SHINE
TONIGHT→BELIEVE

日替わりレア曲はこちら。
BRANCH ROAD→IMITATION

個人的には2日目のセトリの方が好きです。
私は「EDEN」でLUNA SEAを好きになり、
ライブに行くようになったもこのツアーからだったので、
「EDEN」の収録曲には特別な思い入れがあります。
(初ライブは、台風で延期になった武道館公演でした)
2日目のMCで、メンバーが「色々なことがあった」と
過去を振り返っていましたが、
SUGIZOの骨折もJの骨折も懐かしすぎて、
そのことが挙げられた瞬間に
私も「あ、そんなこともあったね」と思い出し、
にやにやしてしまいました。
車椅子に乗ったJがステージを爆走していたのは、
今でもよく覚えています。



今回は、感染予防対策の一環で、
着席指定(座ったままでの鑑賞)であるのと
発声や客同士の会話を控えてほしいとの注意が
事前に告知されていました。
着席については、武道館の1階最前列や
渋谷公会堂の2階最前列など、
今までのライブでも何度か経験があったので、
それほど辛くはなかったのですが、
(当たり前ですが、ステージは着席の方が見やすかったです)
声を出せないのはちょっと辛かったです……。
特に1日目の第2部初っ端の「Dejavu」は、
ヘドバン・ジャンプ・サビの合唱という要素があり、
往年のファンにとっては参加型の曲だったので、
頭を振れない、飛べない、歌えないという状態は
まさに「耐え忍ぶ」という感じでした。

そういえば……と、この記事を書いていて思い出しましたが、
入場時に配布されるチラシが無く、
特効の銀テープも無かったです。
LUNA SEAのチラシは、
いつも中綴じ仕様の冊子の形式になっていて、
大事に持って帰るのが常だったので、
今回は無いのがとても残念でした。

両日共通の曲「Wish」も、
冒頭の「I Wish !」で声を出せない、飛べないのが
凄く凄く辛かったです。
メンバーが言っていたとおり、
いつかコロナ禍が落ち着いて、
以前のライブの楽しみ方が普通にできるようになったら、
また宇都宮に帰ってきてほしいです。
なにせメンバー曰く「第二の故郷」だそうなので!!
単なるファンサービスだとしても、嬉しかったです。

メンバーのMCといえば、
1日目はコロナ禍に対する真面目な内容でしたが、
2日目は、かつての宇都宮公演の帰りに
メンバー二人(RYUとINO)が乗ったワゴンが
雪道でスリップして横転したという内容で、
大変盛り上がりました。
スリップした車から出てきたRYUICHIは、
J曰く「鳩が豆鉄砲を食らった顔をしていた」そうです。
そんなJは、交通整理をしていたとか……。
この話は以前も何かで聞いたか読んだかした覚えがあり、
そういえばそうだったなぁと薄ら思い出しました。
その車を運転していたマネージャーさんが
後で失踪したとか
ブラックなおまけ話までちょっと聞けたのも含めて
嬉しかったです。
また、その前に真矢が発した餃子ネタも
(メンバーが餡、ファンが皮で、優しく包む云々)
面白かったです。
上記の「横転しないでね」というRYUICHIの声掛けは、
このネタが元でした。

2日目は、最後にSUGIZOが撮った写真にも写ってました!


ちなみに、1日目の私は
これが撮られる前にもう会場を出ていたので不参加です。

とにかく最後は
終電に間に合わないのではないかと
ずっと不安でやきもきしていたので、
心が落ち着かなかったのですが、
それ以外は悔いなく楽しめました。
とりあえず「CROSS」を買って、
次また行ける時に備えたいと思います。

コロナウィルスの感染予防対策についても、
自分なりに頑張ります。
RYUICHIがMCで何度も言っていたとおり、
ライブに行っても感染しない、
感染が広がらないというのを証明できれば、
エンタメ業界全体への風当たりは弱くなるでしょうし、
LUNA SEAのメンバー、スタッフ、私たち客の全てが
公演の度に感染対策をしっかり行ない続けていけば、
「LUNA SEAだったら大丈夫。あそこはしっかりしてる」と
自然に信頼が寄せられるようになると思います。
事実、今回は会話を控えるということで、
メモ帳やタブレットで筆談をしているお客さんもいて、
意識の高さを実感しました。
勿論、どんなに注意をしていても感染する時はあるので、
危険だと判断した時は「行かない」選択をするのも大事です。
開催されている以上、そして参加しようとする以上、
客としての在り方が問われているのを強く感じたので、
心を改めて今後も頑張っていきたいです。

メンバー紹介時の締めとして、
スタッフさんに拍手を贈った後、
敢えて「行かない」選択をした空席のSLAVEにも、
そして勇気を持って来た会場のSLAVEにも拍手をしたことは、
とても素晴らしかったです。
LUNA SEA最幸、SLAVE最高、大好きです!



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posted by さくら at 22:57| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする