今回は、第7週「なつよ、今が決断のとき」について記します。

以下の記述にはネタバレがあります。

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)
- 作者: 大森 寿美男
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/03/25
- メディア: ムック
前回の感想記事はこちら。
【朝ドラ「なつぞら」第6週:なつよ、雪原に愛を叫べ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-11-1阿川親子という新たな出会いを得たなつが、
いよいよ巣立ちの時を迎えるというお話でした。
嫌悪にも近い違和感を覚えるばかりだった先週と違い、
今週は心穏やかに視聴することができました……が、
残念ながら面白かったとは言えなかったです。
なつがアニメーターを目指して東京に出ていかないと
このお話は始まりません。
よって、なつが下す決断の行方は決まっており、
「この先、どうなるんだろう」というドキドキとは無縁だったのが
原因です。
そんな中、私が思わず「ん?」と首を傾げたのが、
土曜日の放送で聞こえてきた
「なつにとって酪農は人生そのもの」というナレーションです。
「酪農が既になつの血肉となっている」のなら、まだ分かります。
でも「人生」……「人生そのもの」って……?
言葉は悪いですが、なつはこれから酪農を捨てて
東京でアニメーターになるんですよね。
なつは人生を捨てるんですか??
なつにとって酪農がそれだけ深く根付いているもので、
縁を切ろうとしても(離れようとしても)できないものだと
言いたいのであろうことは、
私にも推測できます。
でも「人生」という比喩は、ここでは変だと感じられました。
来週からは、いよいよ東京編だそうで。
十勝の豊かな大地もこれで暫く見られないかと思うと、
少し残念ですが、
咲太郎との再会が早々に叶えられるらしいですし、
気持ちを切り替えて視聴を続けていきます。
続きはこちら。
【第8週:なつよ、東京には気をつけろ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-31-2






