今回は初回の第1話「An alien on the planet」です。
- 作者: 冨樫 義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/03/04
- メディア: コミック
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作の漫画の大ファンです！！
各話の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらのインデックスページでまとめていきます。
【アニメ感想記事 一覧：2011年1月 開始作品】────
まずはあらすじから。
野球推薦で山形の高校に進学してきた筒井雪隆。念願の新生活に期待膨らませ新居にたどり着く。しかしそこには自らを宇宙人と名乗る記憶喪失の青年が住み着いていた…！
数々のヒット作を生み出している冨樫義博先生の作品の中で、
私はこの“レベルＥ”が最も好きです！
なので、このアニメ化には喜びつつも
大丈夫なのかと不安にもなりました。
でも放送前の情報で
クラフトを担当される声優さんが子安武人氏だと分かった時点で
「あ、きっと大丈夫」と思えました。
私も原作を読む時は、常に脳内で
子安さんの声でクラフトの台詞を再生していましたので……！
さて、実際に見たアニメは、
とにかく王子が王子らしくて良かったですww
王子の声に関しては、あまり意識してなかったので、
下記に転載するツイートでも書きましたが
「王子ってこういう声なんだ……」としみじみ思ってしまいました。
王子いいよ王子。
お団子を食べてて、串まで食べちゃっているのが最高です。
そして、このバカ王子襲来編では、
読者（視聴者）がこの作品の設定をよく分かってない点が
オチに繋がる最大の要因なのですが、
（どういう異星人が地球にいるのかを
この時点では読者/視聴者が知らないのがポイント。
作者によって意図的に隠されたそこがオチに繋がる）
王子を訪ねてやってきた警察関係者など
不穏な空気が出ていたのが大変良かったです。
そして、皆が何故か高校野球好きという伏線も
しっかりと張られていて
原作をこよなく愛する私としては
「あぁ原作通りだ！」と感慨深くなりましたww
今回は王子の変人っぷりにスポットライトが当てられていましたが、
お話が本格的に面白くなるのは
クラフトさん達が登場する次回以降なんですよね。
今回が、王子というキャラだけでもった回だとすれば、
次回以降は、冨樫先生の作風の一つである
「読者を騙してナンボ（騙す事で楽しませる）」な部分が
本領発揮します。
なので、「続きを見ようかな、どうしようかな」と
視聴を迷っている方は、
せめてこの“バカ王子襲来編”を全部見てから
判断して頂きたいです。
恐怖のあとに来る爆笑は最高です！！
でも、「本音と建前が逆だ！」はやってほしかったなぁ。
原作では小さなコマですが、凄く好きなネタだったので。
以下は放送前＆放送中に呟いた実況ツイートの転載です。
sa9raribbon今日はレベルＥの初回放送だから頑張って起きてたいんだけど、ちょっと限界かも……
とにかくクラフトさんが楽しみです！！
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続きの感想も書きました。
【第2話：Run after the man】
宜しければ合わせてご覧下さい。
