今回は第11話
「覇走豊臣大本隊!本気の慶次、断腸の抜刀!!」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作のゲームのファンで、贔屓は豊臣軍です。
ミ`・ω・´ミ人ζ・×・ζ
前回の感想はこちら。
【第10話:復活の若き虎!改造大要塞・日輪の脅威、東へ!!】
各話の感想記事のURLは
アニメ版第一期やドラマCDなどの感想記事と合わせて
こちらでまとめています。
【戦国BASARA:アニメ・CD感想一覧】────
とりあえず今回の放送では
竹中半兵衛(以下はんべζ・×・ζ)が亡くならなかったので
彼を最愛キャラとする私は心の底からホッとしました。
良かった……。
死ぬ死なないについては、次週を見るまで分からないけれど、
まず間違いなく二人の登場はあるので、
最終回まで、彼が豊臣秀吉と共に
欠席無しの皆勤賞を貰えそうな事は
むちゃくちゃ嬉しいです。
第一期に彼ら主従が出なかったことで
非常に淋しい思いをした甲斐がありました。
それに、次週予告(最終回)でのはんべも綺麗だったし!!
何より、第2話以来の戦闘シーンがあるなんて幸せ!
次のはんべは、以前とは違って人質を取ってない上に、
労咳という病まで背負っちゃっているので、
片倉小十郎に押され気味→敗北の流れで行くのでしょうが、
それでも有難いです。
でもでも、はんべのパターンですと、
最終戦の最中、ここぞ!という時になって
はんべの発作が起きちゃって
喀血→膝をついて隙ができる→小十郎勝利!ですよね orz
小十郎に斬られるのは仕方ないとしても
(できれば彼には見逃してほしいけれど)
せめて、その発作ではんべが酷く苦しむことがないようにと
強く願っています。
はんべが誰かに斬られるのは、嫌は嫌なのですが、
病で彼が苦しむよりは見ていて楽というか、
病の発作だと、もう本当に救われようのない苦しさがあるので
(誰かに斬られたなら、その相手を褒めたり
はんべが斬られなければならない事情を踏まえたりできるけれど、
病ばかりはそうは言えない)
見るのがとても苦痛なんです。
でも、下記に転載するツイートでも呟きましたが、
小十郎に斬られたはんべが
小田原がある東に向かって片手を伸ばして
「秀吉……」と呟きながら逝ったら、
私がそこで止まるかもしれないです。
最悪、テレビを消しちゃうかもww
自分がテレビを消したところで、アニメは進んじゃうし、
するだけ無駄な事なのですが、
ゲームのリセット行為のように
“なかった事”にしたくなるかもしれません。
さて、今回は慶次君の名前回でした。
ぶっちゃけ、慶次君の考え方や言動は生温いと思います
──が、登場する武将のほとんどが
重いものを背負って戦いに挑んでいる中、
そこから逃げ出して甘い正論ばかりを言うキャラは
やっぱり一人ぐらいは必要かなぁと
今回の彼を見ていて改めて思いました。
戦国BASARAの登場人物は、基本的には戦を好みません。
竜虎のように特定の相手との対決に軍を巻き込む場合や、
蒼紅のように相手と戦うのが
趣味・生き甲斐みたいな場合もありますが、
彼らは、言わばスポーツのように戦を楽しんでますよね。
領土争いなど関係なく、相手と戦うのが楽しい、
戦いの中で相手を強く感じられるのが好き、
いつか相手をこてんぱんに負かしたい……という
戦国の世を考えば、割とお気楽な気持ちだと思います。
でも、彼ら戦国武将がなさねばならない戦いは
そうでないものがほとんどです。
武将に付き従っている一般兵たちも
戦わずに済むのならそうしたいはずです。
しかし立場的に、それは絶対に言えない
──言ってはいけない事です。
戦国BASARAの場合、
他国に侵略するのは専ら悪役で、
主役たちは、防戦からお話が始まるのがほとんどですので、
(一部の公式作品では、筆頭が進んで他国を侵略しますが
彼は主人公なので、例外として正当化されます)
やりたくもない戦に借り出されるパターンがほとんどです。
よって、慶次君が今回、吐き出した言葉は、
実は皆が心の奥底に秘めている感情なんですよね。
皆はそう思っているけれど
口に出して言うことなんてとてもできない……のですが、
慶次君はそれを言えるキャラクターなので
彼が皆の本音を代弁したんだと思います。
今回の放送でも、心情を吐露した慶次君に対して
共感したらしい奥州の兵たちのシーンが
少しだけ流れていました。
尤も、慶次君の発言に対して表立って賛同できる人は
ごくごく限られるでしょう。
だから、何も言わずに、
慶次君のように“言える人”に
言う事を全面的に任せているんですよね。
慶次君の言葉を聞いて、
政宗が、「やられたからやり返す」
「おとしまえをつける」という私怨だけでなく、
領主としての本能で
「こいつは討っておかなきゃ駄目だ」との決意を
きちんと固められたと思うので、
そこは良かったと思います。
また、政宗が慶次君に向かって
「(秀吉について)昔はいいヤツだったと言うな」とか言って、
釘を刺していたのが面白かったです。
やっぱり、自分がそういう部分に弱い事を知ってるんですね、
筆頭は。
でも慶次君が、刀を抜いたものの、
放り出して止めようとした点は
やっぱり甘いなぁと思いました。
あの状況で止められないのは、
第三話で前田利家・まつ夫婦の時に学習しなかったのかと
ツッコミを入れたくなりました。
(でも、利家を打ち倒した時やねねの映像が
回想として少しだけ挿入されていたので
そこでの苦々しい思いが、慶次君の中で
秀吉と戦うのでは駄目だという結論に変わり、
彼が一旦は抜いた剣を捨てる結果に繋がったのでしょうが)
この辺は、ちょっと言葉が悪いですけれど、
慶次君のエゴも出ているような気がします。
叔父の利家に対しても、旧友の秀吉に対しても、
「甥 / 旧友の自分が本気で止めていると分かってもらえたら
まだ何とかなるかもしれない」と
慶次君は思っているようです。
つまり慶次君は、自分の真摯な言動には
彼らを止められるだけの価値(有効性)があると
思っているわけで。
と同時に、彼らの気持ちには改善される余地があると
信じてもいますよね。
結局、利家・まつ夫婦はともかくも、
秀吉には否定され続けてしまいましたが……。
ただ、これがはんべ相手なら、
望むだけ無駄な事でしょうが
(ゲームでのはんべは、
慶次君の言動に揺らぎそうな秀吉を危惧してますし、
このアニメでも、おそらく今は
はんべ自身に余裕がないのもあって、
慶次君のつまらない言葉でせっかくの夢が壊されたら
たまったものではないので、
もし二人で会話をする機会があったとしても、
はんべは慶次君の言葉を聞かずに、全否定するはずです)
相手が秀吉だという点が唯一の救いですね。
この調子だと、
灰原薬先生の漫画「戦国BASARA2」のラストみたく、
秀吉が政宗によって倒される→でも亡くならない
→後からやってきた慶次と仲直り
……という展開になるのでしょうか。
でもこれだと、慶次君の描写が
やっぱり中途半端になりそうなんだよなぁ。
慶次君のキャラ自体は、他キャラともよく区別されていますし
決して悪いとは思わないのですが
アニメや漫画で描くには難しいなぁと
しみじみと思います。
脳内で補完しなければいけない部分が多過ぎます。
(ちなみに、念のために書いておきますが
私は慶次君はとても好きです。
というか友垣が好きなので、
アニメでは彼ら三人の関係に
もっと焦点を当ててほしかったです)
さて、その他の出来事。
BASARA三大忍である風魔小太・かすが・猿飛佐助が
一堂に会しました!
でも、小太郎が単なる物盗りで終わっていたのが残念です。
個人的には、彼ら三人には忍としての能力の優劣がきちんとあって、
小太郎>>>>佐助>>かすが
の順だろうと勝手に思っているので
もっと小太郎が圧倒的に強いところを見たかったです。
それでも、鴉の羽(?)がぶわっと集まって小太郎が登場したり、
逆に、彼の身体が羽の集合体になったと思ったら
一気に飛散した図は
とても格好良かったです。
そして、かすがちゃんが使った飛空アイテムが
今回は爆発しないで良かった良かったww
そして、けんしんさまを案じたかすがを気遣って
佐助が「先に行け」と言ったのも良かったなぁ。
かすがに対する佐助の一挙一動が、私は大好きです。
惚れる。
下記に転載するツイッターでは、
失礼ながら、途中からアニキの存在を忘れていましたが、
大坂城に囚われている部下を彼が救いに行ったとなると、
そこで合流して
西からやってきた毛利元就と対決するんですかね。
はんべを破るであろう小十郎は、
大坂を通り越して、東の筆頭と合流??
でも地理的に無理がありますよね。
大坂から小田原まで、一体何里あるんだか……。
となると、小十郎とアニキの共闘の可能性もあるんでしょうか。
ここに幸村が加わるって──濃いなぁ。
とにかく次回は、戦いばかりになるでしょうが、
予想できる戦が三つもあるので
(政宗対秀吉、はんべ対小十郎、元就対連合軍)
それぞれが薄くならないことを祈ります。
できれば第6話で見られた戦い
(秀吉対元親)ぐらいの迫力が欲しいですが
これはちょっと望みすぎでしょうか。
さて、見ていて笑ってしまった(すみません)
毛利元就のソーラレイ・システム。
猛走する秀吉に吹っ飛ばされた慶次君といい、
とんでもない兵器で圧倒的な力を見せた元就といい、
何故にナウシカww
ジブリww
あのからくり兵器は本当に凄いんでしょうが、
どうも移動遊園地のイメージが強過ぎるので
おかしくてたまりません。
そして、日輪の加護を受けられる真っ昼間はともかく、
雨天や曇天、夜間はどうするんでしょうか。
あのソーラパワーはチャージしておけないですよね。
その間は、元就と駒(毛利兵)で凌ぐつもりなのでしょうか。
赤川さんが斬られた件については、
あの祝杯がどう考えても毒入りだったので
ほとんどの視聴者さんが「これって……」と思ったでしょうが、
天才軍師・竹中半兵衛の策としては弱い気がします。
そりゃ、この作中での赤川さんは、
毛利の腹心中の腹心なので、
間者をそこまで深く潜り込ませたはんべは
凄いと思いますが、
彼なら念には念を入れるというか、
万が一、赤川さんが失敗しても大丈夫なように、
他の方法で元就を暗殺する策も同時に進行させておくのでは?
勿論、ここで元就が倒れてしまうとまずいので、
はんべの策は、いくら優秀な内容でも
尽く失敗するのでしょうが、
このシーンではもうちょっと、
秘かに繰り広げられていた二人の頭脳戦を見たかったです。
そして、久し振りに白馬に乗ったはんべは
格好良かったなぁ。
麗しかったです。
では、リアルタイムの視聴中に投下したつぶやきの転載です。
私、「小田原を落とせない?」と呟いていますが、これは勘違いです。
(小田原は既に豊臣の手に落ちていて、
秀吉は、予定通り、拠点を移す為に小田原に移動しただけなんですよね)
sa9raribbonBSR待機。今回と次回は豊臣主従好きにとって色々と不安だなぁ。とにかくはんべζ・×・ζが亡くなりませんように。
sa9raribbonおお、前回の最後の続きだから、いきなりはんべζ・×・ζキター!
sa9raribbonところでサブタイに「本気の慶次」とあるんですが、まさかこれまでが本気じゃなかったとは言わないですよね。さすがに。言葉のあや……ですよね。慶次君の場合たまに本当にそういう時がありそうだから怖いw
sa9raribbonはんべは馬も彼らしい見目をしていいなぁ。白くて本当にベルばらζ・×・ζ
sa9raribbonBSR三大忍そろった!嬉しいな
sa9raribbon佐助は漢だね。惚れるわー。でも小十郎救出劇にはもうちょっとドラマが欲しかった。これまでずっと囚われの姫(笑)だったにしては、あっさりし過ぎ。
sa9raribbon伊達主従、第1話以来の再会キター!良かったね、筆頭。
sa9raribbonここで東西アニキが別れるのは勿体ないよ。松永戦のみなんて……もっと見たかったな。尺が無いから仕方ない+筆頭は主人公だから、最後は主従でオイシイところを持っていくから当然なんだろうけど。
sa9raribbon月夜の片倉くんのミニはんべは何度見てもかわいい。DVD楽しみ!
sa9raribbonはんべ対元就か。楽しみだなぁ。できれば知力戦が見たかったけど、ガチンコ対決になるのかしら。
sa9raribbon赤川の裏切りキター!小山田さんがアレだったから赤川さんも無い?と思ってたから、ちょっと嬉しかった……でも亡くなったのは残念。
sa9raribbonこれ、毛利元就がラスポジでもおかしくないんですがww 2の悪の華は豊臣であってほしいよ。
sa9raribbon秀吉対慶次君きたー!慶次君がんばれ。秀吉もがんばれ。ついでにこの場にいないはんべも頑張れ。
sa9raribbon結局、秀吉とはんべ、秀吉と慶次君、はんべと慶次君はあっても、この三人が一堂に会することはなかったなぁ。一度ぐらい友垣で見たかったんだけど。
sa9raribbon慶次君…心意気は買うけど、甘いよ。そして筆頭と対面かぁ。慶次君については、他の媒体もそうだけど、すっきりしない事が多くてちょいと不満です(n´ω`)-3
sa9raribbon真田幸村成長物語は、良い感じで昇華したようで何より。佐助も心配した甲斐があって良かった良かった
sa9raribbonはんべに小十郎が追い付いた! 筆頭が秀吉を待ち受けてた!……という事は、今回も豊臣主従は離れ離れで終わるのか。はんべにもう一度、秀吉と話をしてほしかったよ。
sa9raribbonでもBSR3もアニメ化/映画化するなら、家康に秀吉を倒させなきゃいけないから、彼だけは生き残るんだよね…はんべは無理でも orz 最終回は秀吉と慶次君の友情が鍵らしいけど、慶次君はほんとどうするんだろう
sa9raribbon家康と三成が出てBSR3へのアオリが凄いなww そしてホンダムは誰が直したんだろうか。つか、直せたんだねw
sa9raribbon次回は、第2話以来やっとはんべの戦闘シーンが見られそうで嬉しい!けれど、途中で絶対に喀血するよね。はんべが「秀吉…」と呟きながら片手を伸ばして倒れるところを動画でやられたら、私、間違いなく正視できない
sa9raribbon豊臣主従好きとしては、この先は不幸しか待ち受けてないから怖いけど、今回ははんべ死ななかったし、喀血も無かったので、素直に喜んでおこう…そうしよう。
sa9raribbon次回は、戦闘中に喀血したはんべが倒れて、小十郎が「お前は殺す価値もない」と蔑んで見逃す展開ぐらいに留めてほしい。誇り高いはんべにとって、それは殺されるより屈辱的だろうけど、全ては生きてこそだよ。
sa9raribbonこの展開だと秀吉は小田原を奪えない…よね??この展開は珍しい気がする。新鮮。
sa9raribbonもしかして、蒼紅で秀吉撃破→はんべを打ち破った小十郎が二人と合流→元就の日輪をみんなで撃破★コース?いつも豊臣が悪役になるのはせつないけど、他に悪役を奪われるのは、豊臣主従好きとしては少し悔しい。勝手だねw
sa9raribbon次週までは、予告で出たはんべの美しさを愛でることで頑張って生きていきますζ・×・ζはんべはいつも美麗に描いてもらえたので、彼のファンとしては嬉しい限り。スタッフさんありがとう。
sa9raribbonそれにしても、本気の慶次君でも抜いた刀を秀吉に向けることはできなかったか…。ここが、利家の時とは違うんだね。ここまで来たら戦わない事に価値があるだろうから、慶次君には刀無しで秀吉の説得を頑張ってほしい。
sa9raribbon次回は豊臣主従が負けるのはまず確定だろうから、とにかく二人の生存エンドであってほしいです。特にはんべ。もう他に何も望まない。
sa9raribbonいつまでも呟いててもきりがないのでブログ用の感想書く。今日これから00のレイトショーだから、それに行くまでに終わらせたい!今日新しいCMを見られて嬉しかったな。
sa9raribbon第1話で秀吉が登場した時に暗雲が広がっていたのと、元就のソーラレイシステムが太陽の出てる時じゃないと使えないらしい?のを思うと、暗雲を呼べちゃう秀吉は、まさしく彼の天敵になれるんじゃ……?
sa9raribbonBSR11見直してて気付いた。今回のアバンでのはんべζ・×・ζ、草履(というか履物)脱いでる…よね?以前は履いてたのに今回は脱いだんだw なんか嬉しくなっちゃった。ここまで来たなら次回は裸足で是非…ってさすがに無理かw
あぁ、次週は楽しみだけど
はんべが死ぬかもしれないし、放送が終わっちゃうしで
ちょっとせつないなぁ。
でも最後まで頑張って見守ります!
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【第12話(最終回):蒼紅決死戦!激闘の果てに吹く風の音よ!!】
宜しければ、合わせてどうぞ。