今回は第5回（最終回）「今度は恋します」です。
- 作者: 柏屋 コッコ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/01/09
- メディア: コミック
私は原作の漫画を読んだ事がありません。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第4回：前から好きだった】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年春 放送開始作品】────
最後、小中大（阿部サダヲさん）と
一之瀬直子（佐藤江梨子さん）が元の鞘に収まるのは
第1回から見えていた事なので
これが在り来たりな終わり方＆面白味がない事は
今さらなんですが、
問題を解決した二人が再婚するのでなく、
あくまで離婚同居を続けるところで
作品としての個性を出してみた……という事なんでしょうか。
ここは、普通に再婚させても良かったのでは？と思いました。
再婚まで至らず、離婚同居したままって
ものすごく中途半端ですよね。
それと、その後に、周りの人たちがアパートに集まって
「まったく……あいつらは手のかかる夫婦だこと」みたいな事を言って
明るく笑っていましたが
このシーンは蛇足だったと思います。
ハッピーエンドだけれど、取ってつけた感がありありで
見ていて全然盛り上がれませんでしたし。
また、この最終回になって
弁当屋の人（大久保さん）が小中に
必死のアプローチを仕掛けましたが
これも要らなかったんじゃないかなと思いました。
というか、そもそも小中がモテる理由が分からないですし、
弁当屋の人も、単なる賑やかしで終わっているので
登場した意味が無いような……？？
肩の力を抜いて見られるという点では良かったですが、
ぶっちゃけ、放送を見なくても
──あらすじを読めば済んでしまう作品だったなと
思いました。
これも、第1回を見る前に思った事なので
それらも引っ括めて、
良くも悪くも想像通りの作品でした。
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