今回は第8話「バイバイ次郎」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
第1話以外は今回の再放送が初見です。
前回の感想はこちら。
【第7話:ホーム解散!】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴】────
まずはあらすじから。フジテレビの公式ホームページから転載します。
その夜、閉園が決まったホームでは子供たちが荷造りをしていた。朋美(小雪)や元一郎(堺雅人)に手伝ってもらいながら、それぞれに思い出を箱に詰め込んだ。
そして、その日の夕食が全員揃っての最後のものになった。皆、努めていつものように普段どおりの食事をするのだった。…だが、それが最後の食事となった。
次郎(木村拓哉)は子どもたちをそれぞれの新たな生活がスタートする場所へと送り届けることに。
翌日、次郎はバスに七恵(岡真由)以外の11人の子供と朋美、元一郎を乗せてホームを出る。七恵もまた新たな受け入れ先へと引き取られていく。バスの行き先は一箇所ではなかった。子どもたちは何人かずつ、それぞれの新たな施設に引き取られていくことになっていた。元一郎と朋美は、誠意を込め、子供たちを新たな施設の保育士たちに託していく。次郎は、涙を見せずにしっかりと子どもを見送る朋美を見つめるのだった。
今回のお話は良かったなぁ。
これまででも、
神崎次郎(木村拓哉さん)が車を運転できる事から、
子供たちや風の丘ホーム職員にせがまれて
彼があのオンボロバスを運転する事で、
その回の事件に深く関わっていく描写が
何度も何度もありましたけれど、
今回ほど、彼の役回りに対して
「上手いなぁ」と思った事はありませんでした。
それぞれ別の施設に移る事になった子供たちを
送り届けた&見送った立場だった今回の次郎を胸中を想像すると、
もうせつないせつない。
また、初回では「オレ、子供嫌いだから」と言い、
本当にウザそうにしていた次郎が、
今回、彼らとの別れを本気で惜しむようになった事と、
子供たちが泣かずに平気な振りをしていた一方で、
大人である次郎が子供っぽく泣いて
「なんで泣いちゃいけねぇんだよ」と逆切れする対比も
むちゃくちゃ良かったです。
次郎に対して
「泣いたって仕方がない」「何も変わらない」と言った
星野美冴(上野樹里さん)でさえ、本当は泣きたいのに、
上記の通り、現実に対して諦めている部分が大きいせいで
泣けずにいたので、
そんな彼らの代わりに、次郎が泣いているみたいでした。
見てるこちらもじん……としてしまい
もらい泣きしました。
これ、絶対に、ホーム復活が最後にありますよね。
子供たちが問題なく帰ってこられる状況を大人たちが作って、
最後に、次郎が今回回った施設を再び巡回して
子供たちを迎えに行く展開を是非見たいなと思いました。
このまま皆が離れ離れなのは辛いです……。
物凄く都合の良い話ですが、
レーサーって優勝すれば高い賞金が貰えますので、
レースに復帰した次郎に一発狙ってほしいです!!

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続きの感想も書きました。
【第9話:イチかバチか】
宜しければ、合わせてどうぞ。